昨日、参加者関与プロジェクトの支援パートナーによるキックオフ・ミーティングが開かれました。その場で、このプログラムに野心的な目標を設定し、これを「実際の行動と結果を伴うプロジェクトにしよう」という決意が表明されました。

野心的な目標設定

本年、支援パートナーは次のような野心的なゴールを設定しました:
  1. 3月にユーザーエクスペリエンス(UX)データの収集・配信を開始する
  2. 10月にベストプラクティス・ハンドブックを編集・配信する。

ユーザーエクスペリエンス(UX)の測度

その良好な(及び劣悪な)参加体験が持つインパクトを実証できる能力ゆえに、確固たる測度は参加体験に変化をもたらし、参加体験を改善するカギであると言えます。ここでは主要な2つの測度を取り上げます:
  1. 調査プロジェクトに参加した経験に対して、参加者が行う評価
  2. 調査プロジェクトへの参加が、その参加者の当該ブランドに対する印象に及ぼす影響
こうした速度は2つの目的で使用されます:
  1. ベストプラクティス(及びワーストプラクティス)・ハンドブックの事例として使用する
  2. 「良好な(又は劣悪な)参加体験をもたらす要素」についてより理解を深め、この知識を調査機関の行動およびクライアントの行動を改善するために使用する
特に、パートナーがクライアントに、ブランドへの好ましい認識形成を促し、ネガティブな認識形成を回避する方法を説明できるため、全てのステークホルダー間で参加者の関与に関して建設的な対話が可能になると考えられます。

ベストプラクティス(及びワーストプラクティス)・ハンドブック

この目的は、調査機関の調査員、クライアント側の調査員、調査結果のユーザー全てに、調査参加体験に関する豊富な事例を含む、ベストプラクティス(及びワーストプラクティス)のハンドブックを提供することです。 この事例は、GRBNと当団体パートナーが実施した過去の「調査に関する調査」や、パートナーらが収集している測度をベースとしています。また、必要に応じて新規の「調査に関する調査」プロジェクトからの補足も追加しています。

すばらしいワークグループの発足

パートナーらは、ゴールの達成に責任を持つ様々なワークグループに参加を表明して、その熱意を示しました。 ここでは初期の試みとして、データ収集WG、調査機関WG、クライアントWGを分けています。これによって、各グループが特に参加体験の改善のためすべきことに集中できるようにしました。進展するに従い、各WGを混ぜ合わせ、参加体験のさらなる改善に向けて、ステークホルダーの協力体制により可能な方法に集中的に取り組みます。 Insights Associationの Online Sample Forumを代表する Peter Millaが参加してくれたのは非常にありがたいことです。これで、この2つのプログラムの間に最高のシナジーが実現するはずです。 手始めとして次の3つのワークグループが発足しました:
  1. データ収集パートナーの調査スペシャリスト
    1. インターネット定量調査
      1. Armen Adjemian (Active Measure)
      2. Jeff McKenna (Critical Mix)
      3. Adriana Rocha (EC Global Solutions)
      4. Lisa Wilding-Brown (Innovate)
      5. Bruno Paro (Netquest)
      6. Peter Milla (Online Sample Forum)
      7. Janna de Bruijne (P2Sample)
      8. Michael McCrary (Pure Spectrum)
      9. Roddy Knowles (Research Now)
      10. Jackie Lorch (SSI)
    2. インターネット定性調査及びオンラインコミュニティ
      1. Adriana Rocha, eCGlobal Solutions
      2. Katrina Noelle, KNow Research
      3. Nikki Lavoie, MindSpark Research International
      4. Kerry Hecht, Recollective
      5. Catherine Rogers, Vision Critical
      6. Jade Lindroth, Vision Critical
      7. Gemma Proctor, Vision Critical
      8. Christy Ransom, Vision Critical
  2. 調査機関の調査スペシャリスト
    1. John Crockett, Environics Research
    2. Ryan Baum, FocusVision
    3. Richard Goosey (Kantar Health)
    4. Bob Graff (MarketVision)
    5. Catherine Rickwood (Mesh Experience)
    6. David Rothstein (RTI Research)
    7. Cyrus McCandless (Sentient Decision Science)
さらに進んだ段階で、エンドクライアントのWGやMarComのWGも巻き込み、当団体のメッセージを可能な限り効果的に伝えられるようにします。

このプロジェクトへようこそ

データ収集者・調査機関・エンドクライアントのいずれでも当団体のパートナーになることができます。ご参加の方法については多くの選択肢がありますが、出来る限り短い期間に最大の改善を達成できるよう、できるだけ多くの組織がこの測度の使用について提携して頂けるよう望みます。 今は、参加体験の改善により参加率を引き上げるため、私たち全員が一丸となって行動する時です。ぜひ登録をお願いします。 ご参加の登録については、 メールでお知らせ下さい。 パートナーに提供される機会については、ここをお読み下さい。